電力自由化いつから？見直しメリットや費用とセットプランを調査

電力自由化が2016年4月から始まります。

これまで選択できる電力会社が大手電力会社一択だったのが、多くの選択肢から選べるようになったわけです。

しかしながら、たくさんの選択肢があるとどれにしようか迷ってしまうと言うのも事実です。

お得な電力会社はどこなのか？電力会社を変更して損はないのか？

検討すべきことはたくさんありますが、ここではまず基本的な知識からご紹介していきます。 

電力自由化にあたっての手続きは？

基本的には希望する電力会社に申し込めばいいだけというお手軽な手続きで、今契約している大手の電力会社への通知などは不要です。

電力自由化に当たってはスマートメーターなるメーターが必要なのですが、現在スマートメーターを使用していないご家庭ではスマートメーターの交換手続きが必要となります。

ちなみにスマートメーターの交換手数料は無料です。

メーターは屋外にあるのでメーター交換時に家の中に作業員が入ってくることはありませんが、動作確認のために立ち合いが必要となります。 

どの電力会社を選択すればよいか

新規参入した電力会社はたくさんあって、どの電力会社を選べばよいか迷ってしまいます。

色々と見ていると「電力会社の変更はいつでもできるから今すぐしなくてもよい」というのが新電力会社以外の大方の意見のようです。

個人的には私もそう思うのですが、少しでもお得な方がよい。という方がいるのも事実です。

そこで、気になる新電力会社をピックアップしてみました。

Tポイントやキャッシュバックというメリットがあるようですので、メリットが受けられる状況にあるのであれば検討してみてはいかがでしょうか。

auでんき

auでおなじみのKDDIが電気事業に参入です。

auの携帯電話やスマホとauでんきを合わせて使うと電気利用料金に応じて最大5％のキャッシュバックがあります。

このキャッシュバックを利用するにはauウォレットのプリペイドカードの契約が必要です。

ENEOSでんき

Tポイントの利用手続きをすることで、ENEOSでんき200円につき1ポイントたまります。

0.5％のポイント還元ということになりますね。ただし、たまったポイントは電気料の支払いには使えません。

ソフトバンクでんき

東京電力との提携するプランがあり、このプランでは電気料金1000円につき5ポイントのTポイントがたまります。

こちらもENEOSでんきと同じく0.5％のポイント還元といえましょうが、1000円で5ポイントということは1000円に満たない場合はポイントはつかないということなんでしょうか。

同じ0.5％のポイント還元でも微妙に違いますね。
 

電力会社乱立で電力供給は不安定にならないのか？

ここは気になるところですが、この点に関しては電力供給が不安定になるということはないそうです。

電力会社が複数立ち上がったとしても送電線は共有しています。

そのため１つの電力会社にトラブルがあった場合でも、その電力会社が作る分の電力は減ることにはなりますが、他の会社がその減った分の電力を補う仕組みができています。

他の電力会社が補った分は後でトラブルがあった電力会社に請求することで調整を図っています。

このような仕組みになているため電力の供給に関しては心配はないということですね。

各電力会社の費用比較

各電力会社に変更するとどれくらいの費用になるのか？シミュレーションができるサイトがありますので、ご紹介します。

価格コムの電気料金プランシミュレーション
http://kakaku.com/energy/simulation/

です。

郵便番号を入力して電力会社を決めて、契約種別（料金プラン）、契約容量（アンペア）を設定。

世帯人数と月間使用量を入力すると年間どれだけお安くなるのかという計算をしてくれます。

会社によって割安になるところと割高になるところがあり一筋縄ではいきません。

その上、セットプランも検討項目に入れるとなると、まだまだ検討の余地はありそうです。

まとめ

電力自由化に伴って、多くの新電力会社が参入したことにより、これまでの大手電力会社の電気料も下がると嬉しいんですけどね。

新電力会社は直接的に電力料金を下げるというよりも、色々なサービスを付加して全体的に見てお得だという点をメリットとして強調している印象を受けます。

スマホとセットであったり、ポイントカードとセットであったりしてそれぞれの企業の持つ強みを生かしたセットプランを立ち上げています。

あなたはどのセットプランに魅力を感じましたか？

【参考URL】

電力自由化Q＆A 停電が増えたり、電気が不安定になるのでは？